「住宅関連」(漏電/電圧)
2016.06.01
漏電とは、電気が漏れていることです。正常状態では、プラス端子とマイナス端子の間(直流電源イメージで説明しています。交流では、正弦波サイクルでプラスとマイナスは交互に替わります)は、導通(短絡とか、ショートとも言います)状態ではありません。電気機器など何も利用していない状態にもかかわらず、何らかの影響で、プラス端子とマイナス端子間に電気が流れている状態を漏電と言います。
漏電は、家庭内の配線している電線などの絶縁体が古くなり、絶縁状態を維持できなくなったり、家庭のコンセントなどの間に埃が入りその埃が原因で電気が流れることがあります。また、利用する電気機器などが古くなり絶縁体の機能が低下するなどして、漏電する場合があります。
電気機器などでは、漏電に備えてアース線が設けられていますので、必ず、アースを取るようにします。アースを取らないで、電気機器を使用すると人体を通って100V以上の電圧が流れる可能性がありますので、感電(電圧を受ける)することになりますので、アース線は、必ず利用するようにします。また、電力会社では、定期的に漏電の検査を行っていますので、漏電検査は受けましょう。